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レポートの一般的な形式の雛形を作成する。
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フォントサイズは10ptで右揃え。
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明朝体フォントにする。
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タイトルは14pt、章見出しは12pt、節見出しは11pt程度(節は省略可)。
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行間を設定して可読性を向上。
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見出しは、「はじめに」「〇〇について」「結果」「考察」「おわりに」等を用いる。
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フォントサイズは9ptで両端揃え。
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調査テーマ、データを収集して考察したことを大まかに記述する。
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レポートの本文は、ここに書いた内容を膨らませるイメージ。
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フォントサイズは10ptで両端揃え。
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段落冒頭は字下げが必要。スペースを2回押さなければならない場合もある。
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左揃えで見出しはゴシック体11pt太字、内容は明朝体9pt。
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段落番号の機能を使って文献の左に番号を振る。
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文献情報は著者(または発表機関)名、タイトル、出版社名(論文の場合は誌名、巻数、号数)、発行年が必要。
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挿入 > 写真 > 図をファイルから挿入を選択し、挿入したい図を選択。
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図表タイトルは中央揃えでゴシック体。
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本文中で必ず図表について言及する。
1. はじめに
VR環境における触覚提示手法として,感覚間の相互作用による錯覚が応用されている.
× 良くない例
1. はじめに
VR環境における触覚提示手法として,感覚間の相互作用による錯覚が応用されている.
○ 良い例
1. はじめに
VR環境における触覚提示手法として,感覚間の相互作用による錯覚が応用されている.
× 良くない例
1. はじめに
VR環境における触覚提示手法として,感覚間の相互作用による錯覚が応用されている.
○ 良い例
VR環境における触覚提示手法として,感覚間の相互作用による錯覚が応用されている.
このような錯覚の例として,以前よりシャルパンティエ効果やラバーハンド錯覚などが知られている.
× 良くない例
VR環境における触覚提示手法として,感覚間の相互作用による錯覚が応用されている. このような錯覚の例として,以前よりシャルパンティエ効果やラバーハンド錯覚などが知られている.
○ 良い例
接触速度の閾値は,私が動作を行った上で予め違和感がない値に設定した.
× 良くない例
接触速度の閾値は,筆者が動作を行った上で予め違和感がない値に設定した.
○ 良い例
VR環境における触覚提示手法として,感覚間の相互作用による錯覚が応用されている. このような錯覚の例として,以前よりシャルパンティエ効果やラバーハンド錯覚などが知られています.
× 良くない例
VR環境における触覚提示手法として,感覚間の相互作用による錯覚が応用されている. このような錯覚の例として,以前よりシャルパンティエ効果やラバーハンド錯覚などが知られている.
○ 良い例
聴覚刺激が触感錯覚へ与える影響の解明を目的とする.具体的には,手のひらに接触した際に提示される擬似接触音が触感錯覚に与える影響を検証.
× 良くない例
本論文は,聴覚刺激が触感錯覚へ与える影響の解明を目的とする.具体的には,手のひらに接触した際に提示される擬似接触音が触感錯覚に与える影響を検証する.
○ 良い例
聴覚刺激が付加されることで,接触の瞬間を知覚しやすくなったこともやっぱり要因だと思う.
× 良くない例
聴覚刺激が付加されることで,接触の瞬間を知覚しやすくなったことも要因として考えられる.
○ 良い例
強度因子と尖鋭性因子に関しては強い相関を示したけど,豊潤性因子に関しては,あんまり大きな影響はなかった.
× 良くない例
強度因子と尖鋭性因子に関しては強い相関を示したが,豊潤性因子に関しては,それほど大きな影響はなかった.
○ 良い例
擬似接触音がその印象を覆し,強く尖鋭的な印象を与えたんじゃないかという気がする.
× 良くない例
擬似接触音がその印象を覆し,強く尖鋭的な印象を与えたことが示唆される.
○ 良い例
擬似触覚についてご存知だろうか.擬似触覚とは視覚から触覚が生じる錯覚現象である.なぜこのような知覚が起こるのだろうか. この現象についてはLecuyerによる論文が詳しいので,参照して欲しい.
× 良くない例
擬似力覚と呼ばれる,視覚から触覚が生じる錯覚現象が知られている. Lecuyerは,この現象が起こるメカニズムついて詳察している(Lecuyer, 2000).
○ 良い例
本論文では,ある不思議な錯覚現象について紐解いていく.その現象は擬似触覚と呼ばれる.視覚から触覚が生じる錯覚現象として知られる擬似触覚.一体どのようなメカニズムで引き起こされるのだろうか.
× 良くない例
擬似力覚と呼ばれる,視覚から触覚が生じる錯覚現象が報告されている.本論文では,この現象が引き起こされるメカニズムについて紹介する.
○ 良い例
実験1では,ビデオシースルー型HMD上に表示される仮想物体に手で触れる行為に合わせて擬似接触音を提示し,触感の大きさをME法で評価した.その後,得られた触感に関するインタビューを行った.実験2では,実験1と同様の動作に対して,擬似接触音がない場合と提示した場合の触感に対する印象をSD法で評価した.
× 良くない例
実験1では,ビデオシースルー型HMD上に表示される仮想物体に手で触れる行為に合わせて擬似接触音を提示し,触感の大きさをME法で評価した.その後,得られた触感に関するインタビューを行った. 実験2では,実験1と同様の動作に対して,擬似接触音がない場合と提示した場合の触感に対する印象をSD法で評価した.
○ 良い例
実験1では,ビデオシースルー型HMD上に表示される仮想物体に手で触れる行為に合わせて擬似接触音を提示し,触感の大きさをME法で評価した.その後,得られた触感に関するインタビューを行った. 実験2では,実験1と同様の動作に対して,擬似接触音がない場合と提示した場合の触感に対する印象をSD法で評価した.
× 良くない例
実験1では,ビデオシースルー型HMD上に表示される仮想物体に手で触れる行為に合わせて擬似接触音を提示し,触感の大きさをME法で評価した.その後,得られた触感に関するインタビューを行った. 実験2では,実験1と同様の動作に対して,擬似接触音がない場合と提示した場合の触感に対する印象をSD法で評価した.
○ 良い例
日本においては,古くから四季折々の自然の風情を俳句や庭園,生け花,盆栽などで表現する文化が根付いている.また,教育機関では自然体験学習が実施されており,環境に対する考え方を育む情操教育として位置付けられている.
× 良くない例
古くから,人間は五感を通じて自然の美を味わったり,癒しを得てきた.日本においては,古くから四季折々の自然の風情を俳句や庭園,生け花,盆栽などで表現する文化が根付いている.また,教育機関では自然体験学習が実施されており,環境に対する考え方を育む情操教育として位置付けられている.
○ 良い例
本研究では,MR環境での仮想物体が手のひらに接触した際に,接触音が触感に及ぼす影響について検証した.その結果について考察する.
× 良くない例
本研究では,MR環境での仮想物体が手のひらに接触した際に,接触音が触感に及ぼす影響について検証した.その結果,触感が大きく感じられる音量を決定づける要因として,視覚刺激による物体の解釈が関与していることが示唆された.
○ 良い例
1. はじめに
VR環境における触覚提示手法として,感覚間の相互作用による錯覚があることを知って非常に驚いた.この手法は,身体に外部装置を装着する必要がないため,手間や負担の少ない手法だと感じた.
× 良くない例
1. はじめに
VR環境における触覚提示手法として,感覚間の相互作用による錯覚が応用されている.この手法は,身体に外部装置を装着する必要がないため,手間や負担の少ない手法として期待されている.
○ 良い例
5. おわりに
咀嚼行為とのずれ知覚は,咀嚼運動の長さと関係があることが示唆される.今後は,異なる食材におけるずれ知覚の検証が課題である.
× 良くない例
5. おわりに
本研究では,ポテトチップスの咀嚼音を遅延させた音と,咀嚼行為との間で起こるずれの知覚について調査した.その結果,200[ms]以上で多くの被験者がずれていると知覚した.この結果から,咀嚼行為とのずれ知覚は,咀嚼運動の長さと関係があることが示唆された.今後は,異なる食材におけるずれ知覚の検証が課題である.
○ 良い例
グラフ1
× 良くない例
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図1 触感の大きさの平均値
○ 良い例
グラフから,どちらの動作においても平均値は100よりも大きい値となったことが読み取れる. グラフ1
× 良くない例
図1は,各仮想物体における触感の大きさの評定平均値を示している.図1より,どちらの動作においても平均値は100よりも大きい値となったことが読み取れる. ![]()
図1 触感の大きさの平均値
○ 良い例
マウスカーソルの動きを変化させることで触覚を再現する手法は,一般的なマウスで様々な手触りを再現できる点が特徴である. 同じくマウスカーソルに着目した例として,背景の動きを変化させても擬似触覚が得られることが示されている.
× 良くない例
マウスカーソルの動きを変化させることで触覚を再現する手法[1]は,一般的なマウスで様々な手触りを再現できる点が特徴である. 同じくマウスカーソルに着目した例として,背景の動きを変化させても擬似触覚が得られることが示されている[2].
○ 良い例
参考文献
[1] 視覚及び聴覚刺激によるバネの擬似力覚呈示", 日本バーチャルリアリティ学会論文誌. [2] 体性感覚呈示技術, バイオメカニズム学会誌 岩田洋夫
× 良くない例
参考文献
[1] 臼井亮人, 中島武三志, 菅野由弘. "視覚及び聴覚刺激によるバネの擬似力覚呈示", 日本バーチャルリアリティ学会論文誌, Vol. 23, No. 4, pp. 271–279, 2018. [2] 岩田洋夫. "体性感覚呈示技術", バイオメカニズム学会誌, Vol. 31, No. 2, pp. 78–81, 2007.