情報活用演習Ⅱ
Ⅱ データの収集・整理

パートⅡの概要

アンケートでデータを収集し、分かりやすくグラフ化。

  • アンケートの制作にはGoogleフォームを利用。
  • データの整理とグラフ化にはGoogleスプレッドシートを利用。

今回の目標

Googleフォームでアンケートを作成する。

survey
  • アンケートを依頼する際の注意点について理解する。
  • 質問内容に応じて適切な回答方法を選択する。
  • 作成したアンケートのリンクを配布する。

Googleフォーム

アンケートやテストなど様々な設問を用意し、配布する。

フォームの新規作成

画面左上の空白を選択し、ファイル名を変更。

  • ファイル名は情報活用演習Ⅱ アンケート課題にしておく。
  • Googleフォームは、編集すると自動で保存される。
  • 画面中央アンケートタイトル下のフォームの説明欄にアンケートの依頼文を記述。

依頼文の作成

例として学生生活と情報機器に関するアンケートを作成。

  • アンケートの概要目的を最初に記述。
  • 倫理的配慮から、個人情報の取り扱いについて記述。
フォームの説明欄への記載例
こちらは学生生活や使用している情報機器に関するアンケートです。(①)
このアンケートは、履修生の学習状況を把握し、授業改善に役立てるために行います。(①)
アンケート内で得た情報は授業内でのみ使用し、授業外では一切使用しません。(②)

(次ページに続く)

依頼文の作成

例として学生生活と情報機器に関するアンケートを作成。

  • 倫理的配慮から、謝礼の有無についても記述。
  • アンケート回答時間の目安を書いておく。
  • アンケートへの回答をもって上記内容に同意したとみなす旨を記述。
フォームの説明欄への記載例(続き)
また、このアンケートにご回答いただいた際の謝礼はありません。(③)
アンケートの回答にかかる時間は、およそ3分程度です。(④)

上記内容に同意していただける方は、以下の質問にお答えください。(⑤)

記述式

氏名の回答欄を設定する。

  • 何が回答されるか分からない場合、記述式が適している。
  • 氏名や学籍番号など、比較的短い文章が想定される場合に用いる。

ラジオボタン

スマホの種類の回答欄を設定する。

  • 選択肢から一つだけ選択する場合、ラジオボタンが適している。
  • 例として「iPhone」「android」「どちらでもない、または持っていない」を選択肢とする。

チェックボックス

普段利用しているSNSの回答欄を設定する。

  • 選択肢から複数選択する場合、チェックボックス(複数選択式)が適している。
  • 例として「LINE」「Facebook」「Instagram」「Twitter」「Pinterest」を選択肢とする。

プルダウン

通学時間の回答欄を設定する。

  • 択一の選択肢が多い場合、プルダウンが適している。
  • 縦の幅を取らないため、アンケートをコンパクトにできる。
  • 例として「30分以内」「30分〜1時間」「1〜1.5時間」「1.5〜2時間」「2時間以上」を選択肢とする。

均等目盛

パソコン操作に対する自信度の回答欄を設定する。

  • 度合いの大きさを段階で表したい場合、均等目盛が適している。
  • 段階(例: 5 段階)や、両端が表す内容(例: 全く自信がない 〜 かなり自信がある)を記載する。

段落

パソコンのスキルに関する回答欄を設定する。

  • 複数行にわたる文章での回答を想定している場合、段落が適している。

プレビュー

実際のアンケート画面を確認する。

  • 画面右上ののアイコンで確認できる。
  • 実際に回答して送信することも可能。
  • 試しに送信してみよう。

回答状況の確認

回答結果の概要をグラフで確認できる。

  • 画面中央上側の回答タブをクリック。
  • 回答結果が自動でグラフ化される。
  • 回答データの詳細を確認したいときはGoogleスプレッドシートアイコンをクリック。

リンクの送信

アンケートへのリンクをClassroomに提出。

  • 画面右上の送信ボタンをクリック。
  • 送信方法からリンクのアイコンをクリック。
  • URLを短縮にチェックを入れ、コピーをクリック。

今回のまとめ

Googleフォームでアンケートを作成・配布。

survey
  • アンケートを依頼する際の注意点について説明。
  • 質問内容に応じた設問を紹介。
  • 教員に作成したアンケートへのリンクを送信